岐⾩県地⽅⾃治研究センター

自治研センター・岐阜市・岐阜大学協働研究報告書「岐阜市のまちづくりと市民活動」(2023年3月発行)

1.岐阜市における市民協働と都市内分権

富樫幸一 =岐阜大学名誉教授,岐阜県自治研究センター理事長

2.「玉宮まちづくり協議会の歴史と現状」について

高森正明=玉宮まちづくり協議会会長

3.柳ヶ瀬のまちづくり ① 岐阜市柳ヶ瀬商店街における活性化活動への評価 ~本通り商店街店主に対する聞き取り調査を通して

甲斐智大=岐阜大学地域科学部

3.柳ヶ瀬のまちづくり ②若者のまちづくり  

福富 梢=柳ヶ瀬を楽しいまちにする会社

4.金華のまちづくり

富樫幸一

5.加納地域のまちづくり

富樫幸一=加納まちづくり会

6.よみがえれ黒野城: ふるさとのまちづくり市民活動

河口耕三=黒野城と加藤貞泰公研究会会長

7.絆を結ぶまちづくり:芥見東まちづくり協議会

山田正行=芥見東まちづくり協議会会長

8.まちづくりの担い手としての高校生と岐阜市・高校の協働について

三谷 晋=岐阜大学地域科学部,岐阜県地方自治研究センター理事

表紙の写真

■格子の町家が続く川原町(写真上 左)  長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く「湊町・玉井町・ 元浜町」が通称「川原町」。織田信長の時代から商人の行き交う 川湊で、昔ながらの日本家屋が続く。古きよき趣はそのままに、 町家や蔵を改装したお店がオープンしている。 ■柳ケ瀬商店街で開催されるサンデービルヂングマーケット  (写真上 右)  2014年から柳ケ瀬商店街で始まった手づくりとこだわりの 詰まったライフスタイルマーケットが毎月開催され、今では県外 からも多くの人が訪れる。 ■伝統工芸「岐阜和傘」の生産地 加納(写真中 左)  市南部に当たる旧城下町。江戸時代から続く和傘の生産地。 2022年に「岐阜和傘」は伝統工芸品に指定された。 ■夜にぎわう玉宮通り(写真中 右)  岐阜駅と柳ケ瀬を結ぶ地域の中心に位置する玉宮通り。おしゃ れなショップが軒を連ね、夜は居酒屋やバーに大勢の人が集ま り、にぎわいを見せる。 ■郷土の歴史を学ぶ子どもたち 黒野(写真下 左)  市北西部に位置する黒野。小学校の授業のなかでは郷土ふる さとの歴史を学ぶフィールドワークなども行っている。 ■権現山から望む団地 芥見東(写真下 右)  1965年にできた県下最大のマンモス団地(大洞緑団地)。現 在、人口が減っている中、高齢化率が4割を超え、高齢者の一 人暮らしが多くなってい