岐⾩県地⽅⾃治研究センター

第143号  2026年2月16日 発行

道標

子安英俊 (自治労岐阜県本部中央執行委員長)

特集1

旧岐阜県庁舎の再生と、中心市街地のまちづくり

富樫幸一 ( 岐阜大学地域科学部名誉教授/岐阜県地方自治研究センター理事長)

大理石が用いられた岐阜県の旧県庁舎は101年目となる。保存と活用をめぐって市民活動を行っ てきており、国内外のケースや、岐阜市の中心市街地北部のまちづくりのなかでの意義と、我々 の提案を紹介する。

特集2

バス運賃の着服等を理由とする退職手当不支給処分の適法性―京都市(懲戒免職処分取消等請求)事件最高裁判所の検討

河合 塁 (岐阜大学地域科学部教授/岐阜県地方自治研究センター研究員)

市営バス運転手が運賃1000円を着服したことで、1200万円相当の退職手当が全額不支給に─。 本論文では、こうした判断を是認した最高裁判決を素材としながら、懲戒免職時の退職手当不支 給に関する近時の司法判断の傾向を整理し、その妥当性・限界を検討している。

地域レポート1

高山市の観光と宿泊税の導入

小井戸真人 (高山市議会議員)

地域レポート2

地方行財政制度のあるべき姿の一考 ─「ふるさと納税制度」の実態を観察して─

久保田裕司 ( 山県市副市長)

表紙の写真

 岐阜県の南西部に位置する輪之内町は、長良 川・揖斐川の二大河川に囲まれ、緑豊かな自然 が広がっています。町の北部にある本戸輪中堤 には、春に600本ほどの桜が咲き誇ります。 また、夏にはあじさい、秋にはモミジの紅葉と、 四季折々の美しさを楽しむことができます。 (写真提供/輪之内町役場総務危機管理課)