岐⾩県地⽅⾃治研究センター
2025年11月17日活動報告

【2025岐阜大学協力講座⑤】 「地方自治制度のあるべき姿の一端~ふるさと納税制度の実態を観察して~」久保田裕司さん(山県市副市長)

1月11日の講義は山県市副市長の久保田裕司さんから「地方自治制度のあるべき姿の一端~ふるさと納税制度の実態を観察して~」というテーマで講義を受けました。

還暦を過ぎてから岐阜大学大学院に進学し、地域政策を学んだ久保田さん。修士論文では「ふるさと納税」をテーマに取り組みました。仕事と両立しながら再度学びを求めた理由は「自治体職員として40年余り取り組んできた“まちづくり”を学問的な視点から見てみたかった。そして、若い人たちと一緒に学び、刺激を味わいたかった」と。多くの友達もでき、今年3月に修了されました。

この日は、「ふるさと納税」の実態を通した地方自治制度についてお話しいただきました。ふるさと納税にいては制度の現状、山県市の実態、久保田さんが考える見直しの方向や改善点をわかりやすく解説いただきました。また、全国には人口規模や地理条件の異なる多様な自治体があることを踏まえ、これからの自治のあり方についても語られました。自身の経験を交えながら、「小さな地方自治体には機動力があり、職員一人ひとりの存在感が大きい」と仕事のやりがいについて力を込めて話されました。

山県市では「笑いは地域を元気にする力に」というコンセプトのもと、吉本興業と連携したユニークな取り組みを進めています。久保田さんも健康介護課長とコンビ「座敷わら爺―」を組み、М―1ワングランプリに挑戦。最優秀コンビ賞を受賞したエピソードも披露しました。

「まだこれからでもハーバードに留学したい。学ぶことは人生の幅を広げることになる。何歳だからと理由にせず、何事にもポジティブに」と語った久保田さん。その前向きな姿勢と尽きない好奇心に、学生たちは大きな刺激を受けました。

次回の講義は11月18日。飛騨市役所商工観光課の塚原慧さんから「地域通貨を通じた活性化」というテーマで講義を受けます。

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