岐⾩県地⽅⾃治研究センター
2023年10月18日活動報告

【岐阜大学協力講座②】 小井戸真人さん(高山市議会議員)から「自治体議員の役割と議会改革」

岐阜大学におけるセンターの協力講座「岐阜の地方自治とその課題:政策法務の可能性」(全学共通教育科目・岐阜学)の第2回目(10月17日)の講義には高山市議会議員の小井戸真人さんを講師に迎え、「自治体議員の役割と議会改革」をテーマでお話しいただきました。

合併により日本一の面積を有することになった高山市。まちづくりにむけて市民と情報や課題を共有する、議員間討議を活発に行う、積極的に政策提言も行うなど「議会のあるべき姿」を理念とした「高山市議会基本条例」を制定しました。実際に条例づくりに関わっていた小井戸さんから経緯や趣旨を詳しく解説いただき、学生からは「自分のまちの議会、政策を調べてみたい」と声も上がりました。

「地方自治はまちづくり。役所や議員がつくるものではなく、住民のみなさんがつくるもの。議員はそのまちづくりをサポートする立場。引っ張られる存在でいたいですね」と小井戸さんは語りました。

来週(10月24日)の講義のテーマは「ジェンダーギャップを埋めるために」、講師は岐阜県議会議員(自治研センター副理事長)の野村美穂さんです。