岐⾩県地⽅⾃治研究センター
2023年12月15日活動報告

【岐阜大学協力講座⑦】岩瀬千絵さん(清流の国ぎふ移住・交流センター)から「岐阜の魅力発信と移住実務」

岐阜大学協力講座の第7回目(12月5日)は、清流の国ぎふ移住・交流センター相談員の岩瀬千絵さんを講師に迎え「岐阜の魅力発信と移住実務」というテーマで講義をしていただきました。

岩瀬さんは東京にある「ふるさと回帰センター」で岐阜県へ移住を希望する人と地域とのつなぐ役目を果しています。岐阜への移住相談は年間約900回、40代が7割〜8割を占めるそう。「人それぞれ物の見方や感覚が違うため、双方にとって移住が良いものするため情報をニュートラルにと伝えることが必要」と話す岩瀬さん。そのため岩瀬さん自身も現地には足を運び、地域が抱える課題(少子高齢化・空き家・担い手不足等)を把握し、相談者に伝えます。

実は岐阜で生活した経験はないけど、岐阜をこよなく愛し今の仕事にも繋がったという岩瀬さん。岐阜の魅力についても語っていただきました。「岐阜は宝の宝庫です。でも中の人たちはそのことに気づいていない。必要なことは地元の人たちが『地域の価値を高めるための取り組み」を考えること。そうすれば移住者にもそこに住んでいる価値や魅力が映しだされ、地元の人たちの気付きに繋がる。そんな施策が進めば」と語りました。

【ふるさと回帰センターとは】

https://www.furusatokaiki.net/about/

【11月21日の講師・蒲さんと岩瀬さんの対談もあります】

https://www.gifu-iju.com/taidan/p5906/

次回(12月19日)の講義は岐阜県地方自治研究センター理事長でもあり、岐阜大学名誉教授の富樫幸一さん。「地域分権―市民活動とちいきづくり」について講義していただきます。