岐⾩県地⽅⾃治研究センター
2025年10月27日活動報告

【2025岐阜大学協力講座②】 「政策と議会のかかわり」小井戸真人さん(高山市議会議員)

10月21日の講義第2回目のゲスト講師は高山市議会議員の小井戸真人さん。「政策と議会のかかわり」をテーマにお話しいただきました。

地方自治の仕組みの基本的な事項の他、二元代表制のなかでの議会の位置づけや住民との関係性についておさえたうえで、高山市の平成の大合併にともなう広域化、財政問題、議員定数の削減、議会改革の推進と議会基本条例の制定、議員間の討議の重要性、市民の声を聴く仕組み、そして議会の政策提言の実際などなど多岐にわたる高山市議会の実践を紹介していただきました。

学生からは、「今回の講演を通して、地方議会の役割や政策決定の過程について深く理解することができた。これまで議員という職業は、単に市民の意見を代表して意見を述べる存在だと思っていたが、実際には市の職員や市長との協議を重ね、政策を形にしていく「チームの一員」としての側面が強いことを知った。特に印象に残ったのは、「議員は批判するだけでなく、提案できる存在であるべきだ」という言葉だった。」などの感想が寄せられました。

次の講義は明日10月28日。岐阜県議会議員の野村美穂さん。テーマは「リアルな政策形成の舞台裏」です。

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