岐⾩県地⽅⾃治研究センター

自治研センター・各務原市・岐阜大学協働研究報告書「各務原市のまちづくりと市民活動」(2024年3月発行)

1. 各務原市の人口と産業 

  富樫幸一=岐阜県地方自治研究センター理事長

2. 各務原市はどのように公園都市となったか〜各務原台地の地理と歴史

  小野千里

3. 中山道鵜沼宿

  安田新作=中山道鵜沼宿まちづくりの会顧問

4. 中山道間の宿 新加納のまちづくり

  新加納まちづくり会

5. 川上貞奴と貞奴をキーワードにした地域文化活動

  藤田敦子

6. つつじが丘自治会

  杉山忠男=八木山自治会連合会

7. 大野町の歴史と大野町自治会の取り組み

  鈴木智晴=輝く大野町まちづくり委員会事務局長

8. トーク・インかわしま

  川島町の皆さん

9. まちを楽しむ人たちのコミュニティ

  かかみがはら暮らし委員会

10. 各務原市のまちづくり活動助成金について

  各務原市市長公室まちづくり推進課

表紙の写真

■各務原マーケット日和(写真上 左) 毎年11月3日(文化の日)に学びの森・市民公園・那加地区商店街一帯で開催されるマーケットを中心としたイベント。日々の暮らしがちょっと豊かになるような物販、飲食の出店やアーティストによるライブなどが公園を彩る。 ■各務原市の町並み(写真上 右) 市役所から北側を望む風景。各務原台地北端に位置している山々は、各務原アルプスと呼ばれ、稜線は関市、岐阜市との境界でもあります。 ■新境川堤 百十郎桜(写真中 左) 新境川の両岸約4kmに渡って咲き誇る1000本以上の桜並木は、春になると圧巻の景色を見せてくれる。地元出身の歌舞伎役者・市川百十郎が、境川放水路の完成を記念して寄贈したことからその名が付いた。 ■中山道鵜沼宿(写真中 右) 中山道69次のうち52番目の宿場。往時をしのばせる家並みに再生整備し、脇本陣や町屋館などを公開。ボランティアによるガイドサービス、歴史講座、祭りや各種文化イベントなども実施し、その魅力を市内外に発信している。 ■ごんぼ積み(写真下 左) 川島地区の家屋に見られる、水害対策のための建築様式。川島地区は木曽川の中州に位置し、古く川とともにその歴史を重ねてきた。ごんぼ積みの石積み家屋はこの地域に独特な景観をもたらしている。 ■岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空(そら)宙(は)博(く)) 航空宇宙に関する資料や機体の収集展示、将来の航空宇宙産業を担う人材の育成を目的とする博物館。2018年に全面リニューアル。「飛行機のまち」として知られる各務原市を象徴する施設。