岐⾩県地⽅⾃治研究センター

第133号 2022年10月15日 発行

道標

18 歳はもう大人 !? ─ 令和 4 年度版消費者白書から ─

櫻井靖雄= 岐阜県地方自治研究センター副理事長

特集1

「まち•ひと•しごと」、 10 年以降も住みつづけられる地域に

富樫幸一=岐阜大学地域科学部名誉教授/岐阜県地方自治研究センター理事長

地方創生総合戦略は目標を達成できないなかで、コロナ禍に入った。2020年国勢調査力‘ら人口滅少が続いている中で、岐阜市都心のマンションによる変化や、各務原市大野町のまちづくりアンケートを紹介する。

特集2

自治体職員アンケートから見えてきた現代地方自治の課題 ─ 職場ストレスの「可視化」とその「解消」をめざして ─

山本公徳= 岐阜大学地域科学部教授

当センターが2020年10月に実施した自治体職員へのアンケート結果をもとに、そこから見えてきた自治体職場の課題について検討した。アンケートカ‘ら、長時間労働やサービス残業の蔓延、市民からの「クレーム」が職場ストレスの背景となっている様が伺えた。

報告

「クレーマー対応には組織的な対応が必要」職場で悩む職員の声をもとに意見交換、対応方法を学ぶ

センター事務局

地域レポート

両親の老いと向き合って見えたこと

野村美穂= 岐阜県議会議員

地域レポート2

病気になって見えるもの ─ 障がい者議員となって ─

小森忠良= 岐阜市議会議員

報告

調査研究「関市における地域づくりの現状と課題」の報告会を開催して

センター事務局

表紙の写真

高山市朝日町にある秋神白樺原生林です 白樺は岐阜県北部の高原や伐採跡地などにみられる樹木で、その白い膚が珍しく、いかにも清らかで人々に愛されています。秋神白樺原生林は、密生ぶりとまっすぐに伸びた生育の良さで日本の白樺林の代表と言えます 。(撮影 小井戸真人•高山市議会議員)